部屋の片付けがフルートを吹くのに有効な話
もし、最近フルートを吹いてないなあ(吹きたいのになあ)と思う方がいらっしゃったら、ぜひ、
部屋の片付けをしてみてください。
これは、最近吹いてない、というだけではなく、もう一度フルートを吹こうかな、と思っている人にも、理論上有効かなと思います。
思い立った時に、フルートをさっと組み立てられる場所があるのとないのとでは、練習頻度に大きく差が出ると、思いませんか?
フルートは繊細な楽器ですから、やはりケースを開ける時は、安定した水平な場所が欲しいですし、楽器のケースとケースカバー、取り出した楽器の部分をゆったりと広げられる場所が欲しいです。高さも、立った自分の腰より低いと少し不便ですし、あんまり高いと楽器の扱いが丁寧にできにくくなります。
つまり、そういう場所を普段から確保しておかないと、いざインスピレーションが湧いて「あのフレーズを吹こう♪」と思っても、まず楽器を広げる場所を作ってから、という状況になり、せっかくのインスピレーションが彼方へ飛んでいってしまう。
そして、前述したように、もう一度フルートを吹こうかな、と思いついた方は特に、ずっと吹いてなかったのであれば、フルートを広げる場所なんてずっと作ってなかったでしょうから、やはり、そこから攻めるのはフルート再開の第一歩だと思います。
空間を作ることは、こうした物理的なことだけではなく、感覚的なこともあります。それについてはまた別の機会に。
さ、部屋の片付けしましょうか。